ADSLって?:2005.11.28 Monday 光に移行するまでのつなぎとして、ADSLがあったがNTTの読みが見事外れ現在もADSLユーザーのシェア率は高いと思われる。
キャンペーンなどをして光へと勧められているが、いろんな回線業者が増え、それぞれの業者毎に価格も違うし、かなり安価となった今、ADSLはかなり手ごわいと思われる。 現在yossyは光回線である。以前はISDNを延々と利用していたが、昨年ついに速度が遅くてイライラ が頂点に達した! なので、キャンペーンを利用して光に乗り換えた 申し込みをする為、電話をしたら専用線を引かないといけないので、時間がかかるからと、担当者に「工事に時間がかかる為、光に乗り換える間ADSLにしませんか?」と言われた。どっちでもよかったが無料キャンペーンが適用されてタダになると言われたので、使うことにしてみた。 ADSLとはAsymmetric Digital Subscriber Line(非対称デジタル加入者線)の略で、一般のアナログ回線(メタルケーブル)を利用し上りと下りの速度が違うというのが特徴らしい。 最低条件として、メタルケーブルで電話局と自分の が繋がっていないとダメってことですね。途中に光ケーブル化されていたりすると、迂回してメタルケーブルがあればそっちを利用することは可能だそうですが、迂回も出来ないとなると、提供不可ということでADSLの利用はできません。 ※ yossyの友達は、マンションで途中が光ケーブル化されていた為、ADSL不可と言われました。 後は、なんにでもつきものの、メリットとデメリットがあり、使用する人に大きな違いをもたらす・・・。 まずは、メリットから
・速度がISDNやダイヤルアップ(モバイル)などと比べ格段に早い! ・つなぎ放題(常時接続)で安価な定額制 ※ 契約するISP(プロバイダ)によっては、そこで回線業者も決まっていて更に安価な定額が設定されていたりする。 ・特に工事もなく(NTT側などでは回線工事があります)特別な設備もいらない。 (type1といって固定電話を契約している人のみ。type2と言って専用線を引かないといけない人は、別途工事費がかかる上、宅内での工事を必要とすることが多いです。) などと、言うことから安易にADSLにされる人が多いと思います。 しかし、使うからにはデメリットも知っておかなければいけないと思います。 デメリット ・宅内環境に作用される。 ・局からの距離に作用される。 ・ノイズに弱い。 ・誰でも使えるわけではない。 などがあります。 デメリットを見てもピン とくる人はそんなに居ないかもしれません。 だけど、これが大きな違いになるのです。 宅内環境に作用されるですが、使用する環境によっては接続できないってこともあるのです。 一番多いと思われる、「モジュラージャック(電話線の差込口)が複数ある」これだけで、使えなかったりするのです。たった2つ在るが為に・・・。 次位に多いのはマンションなどによくある「インターフォン・ドアフォンと電話回線が共用」これも使えない可能性があります。 その他は、ガス検知器やホームセキュリティ(セコムなど)、とにかく電話回線を利用する機器が取り付けてあったりするとダメみたいです ※ マンションとか団地などの集合住宅と呼ばれる類の住宅は、その集合住宅毎に何かを取り付けていたりするので、管理人さんや管理会社に問い合わせる必要が出てくる場合があります。 実はADSLって、こんな身近なことが原因で使えないという可能性がある不安定な回線なんですよ yossy宅は古いので、そんな近代的な機器はついていなし、モジュラージャックも1つのみ!←ほんとアナログな家です モジュラージャックも今の建築物の様に埋め込み式ではないし・・・NTTの人が工事に来て電話線(本当に電話線を壁に這わせて直接黒電話に繋がっていました )を切って、モジュラージャックを取り付けた記憶があります。 次に局からの距離やノイズに作用される。これはケーブル(ケーブルテレビのインターネット)や光のように専用線ではない上、ノイズ(雑音)に弱い為、距離が離れれば離れるほど、速度が低下し接続できなくなることがある。 ○ 豆知識 ○ ADSLなどのインターネット接続の方法で、よくベスト・エフォート型と言われている。しかし、従来のISDNなどのベスト・エフォート型とADSLは微妙に違うようです。 従来のベスト・エフォート型(例:ISDN) 参照:ITProさんより引用 例えば,あるユーザーに128kビット/秒の回線をギャランティ型(ベスト・エフォート型の対義語で保証の意味)のサービスで提供するには,通信事業者は128kビット/秒の帯域をずっとその一人のユーザーのために確保しておく必要がある。それに対して,OCNの128kビット/秒サービスでは,1本の128kビット/秒の回線を最大24人のユーザーで共有して使うようにしたのである。 ADSLの場合同じベスト・エフォート型といっても、契約した人の家とNTT局の間の通信速度が一定ではない。ADSLは高い周波数まで利用して信号をやり取りしているらしく、局から遠くなればなる程、信号が弱まっていき通信速度が低下する。 また、雑音やノイズの影響を専用線に比べ受け安いので、距離と同じく速度が低下する。つまり、同じ「速度を保証しない」サービスではあるものの、フレッツ・ISDNやOCNエコノミーのベストエフォートとはまったく性質が異なります。 契約者の家まで引いている電話線はいくつもの線が、ひとまとめになっている。そのひとまとめの中にISDNを使用している線があると干渉を受けやすくノイズを拾いやすい。それ以外にも、家=NTT局間の近くに、電波塔・高速・線路などがある場合も、ノイズを拾いやすい。 場所によっては、提供エリア外となっている地域もあるので、誰でも使えるわけではない。 上記のことを考えると、局からの距離が近くてノイズの影響もさほど受けず、宅内環境も整っていてADSL信号を阻害する要因がないって人ほど、ADSLを堪能でき高速なブロードバンドを楽しめると言うわけです。 逆に、ひとつでも上記のようなことが当てはまると、使えない可能性もある・・・なので、使用する人に大きな違いをもたらすというわけです yossyも、ADSLを使用していた時は、そんなこと考えも調べもしませんでした。 本当にNTTの野望?!通りに光に変える間のつなぎだったんで(笑) 運良く、問題もなくそれなりに使用できていたし 今になって調べてみたら 線路距離長(エンドユーザ〜NTT収容ビル) 1440 m 伝送損失 24 dB かなり環境がイイ!(笑) 電気信号は、NTT局から自宅まで電話回線を伝わるうちに、さまざまな要因によって弱くなり、劣化します。その信号の劣化度合いを伝送損失といいます。 一般的にADSL等は、伝送損失が大きくなるほど信号が届きにくくなり、通信速度が低下します。また、線路距離長が長くなるほど伝送損失は大きくなり、条件によっては通信ができなくなる場合もあります。 あくまで目安(宅内の環境など、他に要因がないのを前提)ですが、伝送損失が高い(目安:35dB以上)と影響を受けて、どんなに局からの距離が近くても、接続できないもしくは、接続できても速度が出ない可能性があります。逆に、距離が遠くても(目安:3km以上)伝送損失が小さいと速度が遅くても接続できる可能性があります。(接続が必ず出来るわけではありません) ※ 上記のようなことから、ADSLは実際やってみないと使えるかはわからないと言われる訳です。 |